◇トレードの目印?KettyさんがFXトレードで使う「インジケーター」まとめ

インジまとめアイキャッチ画像 Kettyコンサル体験

・Kettyさんは、ご自身が使うインジケーターを設定したチャートを「ケッティーチャート」と呼んで、これを使ったチャート分析により、トレードをされています。

・インジケーターの種類や設定内容については、すべて、ブログやYouTube等で公開されています。

・Kettyさんご自身がフォレックステスターを使ってインジの設定方法を解説してくれている動画が公開されていますので、そのリンクを貼っておきますね!

  【FX検証部②】チャートの設定(FT4)これで過去検証の準備バッチリ! – YouTube

・この記事では、Kettyさんが使用するFXチャートの「インジケーター」をまとめました。各インジケーターについて、「Kettyさんの元コンサル生である私が実際に使った感想」も添えてご紹介していますので、よかったらぜひ、参考にしてみてください。

◆ボリンジャーバンド(BB)

「ボリンジャーバンド」とはジョン・ボリンジャーという投資家の方が考えたテクニカル指標だそうです。単純移動平均線(SMA)と、その上下2本ずつの標準偏差(±1σ、±2σ)からなる計5本の線で表わされます。(3σも表示することはできます。)
・ボリンジャーバンドは統計学を使って作られていて、それぞれのσの間に価格が収まる確率は、
ー1σ~+1σ(下図:茶色の線)は「68.27%」
-2σ~+2σ(下図:緑色の線)は「95.45%」
-3σ~+3σ(下図に表示無し)は「99.73%」 ※Ketty手法では原則として表示しない。
とされています。

ボリンジャーバンドの設定
kettyインジ(ボリンジャーバンド)

・Kettyさんは、ボリンジャーバンドを非常に重視されます。Kettyさんのチャート上の設定は、ミドルライン(真ん中の線)が「20期間」の単純移動平均線(本ブログ全体の中で、「ミドル」や「20MA」と表記することがあります。)で、標準偏差は、±2σと、±1σを使用します。
・ここで、FX初心者の方向けに、念のための注釈ですが、±2σと±1σのボリンジャーバンドの設定は、1回でまとめて行うことはできません!両方表示したい場合は、±2σ&20MAのボリンジャーバンドと、±1σ&20MAのボリンジャーバンドを、それぞれ設定する必要がありますので、設定の時に混乱しないでくださいね!
・なお、Kettyさんの手法は、ゴールド(金)のトレードでも使える手法ですが、その場合、Kettyさんは、±3σも使用されているようです。(ちなみに、私が受けたKettyさんのコンサルコースの中では、3σを表示することも使用することもありませんでした。)
・ボリンジャーバンドは、多くのトレーダーが使用しているインジケーターですが、その使い方は、本当に様々です。順張りで使う人もいれば、逆張りで使う人もいます。
Kettyさんも、ボリンジャーバンドを、順張りでも逆張りでも使います。ただし、その役割や見るポイントは異なります。また、トレンドかレンジかを見極める、いわゆる「環境認識」でも、「エントリーポイント」の判断でも、「利確のポイント」の判断でも、このボリンジャーバンドを重視します。
・Kettyさんのコンサルコースを受けていた当時、このボリンジャーバンドを使いこなすことが一番難しいのではないか、と感じました。というのも、順張りトレードの場面、逆張りトレードの場面、天底トレードの場面、それぞれにおいて、見るべきポイントや役割が異なるからです。しかも、同じ場面であっても、各時間足ごとに、見るべきポイントや役割が異なるんです!
・これは、初心者には辛かったです。
・でも、何度も、何度も、「訓練」を重ねることで、大まかな役割については、自然に分かるようになります。
・ただし、最終的なエントリー判断の際(Kettyさんがよく使うものとして有名なのは、「ダブルトップ・ダブルボトム」ですね)、ボリンジャーバンドとローソク足の位置関係がどの程度であればエントリー可能なのか、というような点については、いわゆる「裁量判断」の領域ですので、Kettyさんのちょっとした言葉などを参考にしつつ、「自分なりの感覚」を掴んでいくしかないんだと思います。だからこそトレードって難しいんですけどね!(>_<)

◆移動平均線

・移動平均線(MA)とは、一定期間の価格(通常は終値)の平均を結んでできる線です。一般に、移動平均線は、上向きなら上昇トレンド、下向きなら下落トレンドのように、相場のトレンドを視覚的に読みやすいので、多くの初心者が最初に知るテクニカル指標ではないでしょうか。

・Kettyさんが使用するのは、「20期間」(20MA)と「14期間」(14MA)の「単純」移動平均線です。
・多くのFX教材やネット記事などでは、「SMA」(simple moving averageの頭文字ですね)と表記されることも多いですが、このブログにおける表記は、「MA」とさせていただいてます。

kettyインジ(単純移動平均線)

・20MAについては、Kettyさんのチャート設定では、20MAのボリンジャーバンドを表示しますので、これ以外に、別途、20MAを設定する必要はありません。よって、Kettyさんは、この20MAのことを、「ボリンジャーバンドのミドルバンド」という意味で、「ミドル」と呼ばれています。逆に、Kettyさんが、単に「MA(エムエー)」とおっしゃったときには、14MAのことを指しておられると思ってほぼ間違いありません。
・「ミドル」こと20MAと違い、14MAについては、「移動平均線として」インジケーターの設定をする必要があります。ご存じだと思いますが、チャート上で、インジケータの一覧から、「単純移動平均線」を選択し、数値を「14」に設定する、という作業が必要ということです。
・20MAと14MA。これら2つのMAは、順張りの押し目・戻り目反発のポイントとして使用します。数値はトレーダーによって多少の違いがありますが、MAは、多くのトレーダーが押し目・戻り目(つまり、反発ポイント)の目安として使用するインジケーターです。
・ちなみに、この2つのMAのほかにも、Kettyさんは、押し目・戻り目の反発ポイントとして、1σ反発も使用しますので、Kettyさんの順張り手法では、エントリーポイントは大きく分けると3つ、ということになります。
・また、20MAは、「トレンド発生の判断」にも使用します。Kettyさんは、トレンド発生の条件として、「MAが上向き(または下向き)に傾いていること」、を必要とします。

・ちなみに、MAは、基本的には順張りで使うインジですが、Kettyさんの手法においては、「エントリーを避ける場面」の判断として、「日足のローソク足がMAに絡んでいる場面では下位足で逆張りできそうな場面でもトレードは避ける」というKettyさん独自ルールがあったりもします。う~ん、ややこしくて初心者には泣きそうになりますね。でも、これも、ずっとKettyさんの手法の勉強を継続していれば、そのうち、混乱せず、自然に使い分けられるようになります。見落とすことは多々ありますが・・・

・ところで、20MAは一般的によく使われる数値なので、その使用にあまり疑問を感じないと思いますが、なぜ「14」MAなのか?と疑問に思いませんか。これについて、Kettyさんは、「トレードを始めた頃に使っていたチャートの移動平均線のデフォルト(初期設定)数値が14だったから」というような説明をされています。
・FXで勝つためには、粗い言い方をすれば、(最も)多くのトレーダー(市場全体のエントリー総額次第ですが)と同じ場面で同じ方向にエントリーするゲームだと思いますが、多くのトレーダーが使うインジケーターで、同じ数値を使っている方が、勝ち組に入れるチャンスが増えそうですよね。
・この理解を前提にすると、20MAは、安心して使えそうです。でも、私自身は、私が当時使っていたMT4チャートの単純移動平均線のデフォルト値が「14」ではなかったので、14MAをどれくらい信用したらいいんだろう?とイマイチ理解できず、不安に感じていました。「14」という数字が、キリのいい数字、ではないですしね。。

・ただし、Kettyさんは、実際にトレードで14MAを使用していようですし、Kettyさんの手法を学ぶ以上は、いったん、「全幅の信頼」をよせて勉強していかなければならないという点からは、そこはあまり気にしない方がよいです。
・私自身は、Kettyさんのコンサル期間終了後、他の教材の勉強やセミナーを受けてみて、「数値はそんなに気にしなくていい」と思えるようになりました。今では、「最終的には自分の心地よい数値を使えばよい」、と思っています。

◆一目均衡表の「雲」


・「一目均衡表」とは、戦前に日本人が考えた指標だそうです。
・一般に、一目均衡表は、5本の線(転換線、基準線、2本の先行スパン、遅行スパン)から構成されており、このうち、2つの先行スパンの間を塗りつぶした部分が、「雲」と呼ばれる部分です。Kettyさんの手法では、この「雲」のみをチャートに表示させ、トレードに使っています。

kettyインジ(雲)


・私は、Kettyさんのコンサルを受ける前、ネットでFXの手法を検索し、いろいろな手法を見ていましたが、ある時、この「一目均衡表の雲」を使った手法を探していて、Kettyさんの手法に偶然たどり着きました。
・ただし、元コンサル生の私自身の実感としては、Kettyさんの手法の中でも、この雲はあまり重要な役割は果たしていないと感じています。あくまでも、トレンドの判断や、押し目・戻り目反発の判断に際し、「参考」や「補足情報」として機能させるイメージを持っています。私自身が使いこなせていないだけかもしれませんので、この点は、皆さんがご自身でぜひ、検証してみてください。

◆その他:インジケーターではないけど重要な「水平線」について

・最後に、Kettyさんの手法では、インジケーター以外に、とても重要な必須アイテムがあります。それは、「水平線」です。
・FXチャートにおける「水平線」とは、水平に引いた線のことです。そうです、形式的には、それ以外には説明できないのです。

・FXトレーダーの中で、この「水平線」を引かない、という人は、かなり少ないと思います。水平線だけでトレードしている、というトレーダーもいるくらいです。
・Kettyさんチャート(Kettyさんの手法で必要な全インジケーターが設定済のチャート)を見て、まず行うことは、この「水平線を引くこと」です。
・では、「どこに」水平線を引くか。。。これは、初心者がFXの勉強を始めた最初の最初にぶつかる悩みですよね。
・が、先にお伝えしておくと、少なくともKettyさんの手法を勉強していくにあたっては、「真剣に勉強を継続していれば、そのうち引けるようになるのでご安心ください」という感じです。

・そう言われても・・・と怒られそうなので、ポイントをお伝えいたします。

(1)最高値と最安値には必ず引く。
(2)チャート分析をしようとするすべての時間足チャートに引く
(3)直近の高値と安値にも引く。(目立つな、と感じるところだけ
(4)ローソク足の実体終値とヒゲの末端、どちらに引いてもよい。ただし、それぞれの価格が離れている(ヒゲが長い)場合は、両方に引く。
というところです。

・水平線を引けるようになる「コツ」は、「何度も何度も自分で引いてみること」なのですが、適当に引きまくっていれば上達するのではなく、真剣にチャート分析をする中で、水平線がなければ環境認識(トレンド中かレンジ中か判断すること)ができないので、その積み重ねの先に、悩みが解消される、という感じです。

・私自身は、Kettyさんの手法勉強の入口として、「トレンドとレンジの仕分け」による環境認識をする必要があるので、その練習をしまくっている間に、気づいたら、水平線を引く場所については悩まなくなっていました。

・Kettyさんの水平線の詳しい引き方は、Kettyさんが解説動画を公開されているので、そのリンクを貼っておきますね!これは、とてもとても参考になるので、水平線でお悩み中かつKettyさんの手法をマスターしたいという方は、ぜひご覧になってみてください!

 【FXの基礎】水平線の引き方を解説します!きちんと引けますか? – YouTube

まとめ

・この記事では、KettyさんのFXトレード手法を勉強するための大前提、Kettyさんの使用するインジケーターについて、ご紹介し、私なりの言葉で解説してみました。参考になれば嬉しいです。

・では、これからも一緒にhappyなトレードをめざしましょう♪

タイトルとURLをコピーしました